セルティック“日本人トリオ”シャフタール戦の現地評は? CL初ゴール未遂の旗手に最高評価、古橋は「悔やまれる」

シャフタール戦に出場した古橋享梧、旗手怜央、前田大然【写真:Getty Images】
シャフタール戦に出場した古橋享梧、旗手怜央、前田大然【写真:Getty Images】

CLシャフタール戦で旗手&古橋がスタメン、前田が後半頭から途中出場

 スコットランド1部セルティックは、9月14日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループF第2節でウクライナ1部シャフタール・ドネツクとの試合を行い、1-1で引き分けた。この試合に出場した3人の日本人選手たちを現地メディアが採点している。

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 初戦でスペイン1部レアル・マドリードに0-3で敗れていたセルティックにとっては、グループステージ突破に向けても勝利を挙げたい一戦。アンジェ・ポステコグルー監督は、日本代表FW古橋亨梧と日本代表MF旗手怜央を先発で起用。日本代表FW前田大然はベンチスタートとなった。

 序盤から攻勢を仕掛けたセルティックは、前半10分に旗手が左サイドから折り返したボールが、相手DFに当たってオウンゴールを誘発して先制する。その後も押し気味に試合を進めたセルティックだったが、前半29分に同点に追いつかれると、そのまま前半を終える。

 後半の開始と同時に前田もピッチに送り込まれ、CLに登録されている日本人3選手は、後半23分に古橋と旗手がベンチに下がるまで、同じピッチに立った。試合終盤に再び攻め込んだセルティックだが、前田のオーバーヘッドがブロックされるなど、追加点を挙げられずに終了。試合は1-1の引き分けに終わっている。

 スコットランドメディア「Football Scotland」は、先制ゴールに絡んだ旗手に「8点」というチーム最高評価を与え、「攻撃に厚みを加える中盤からの走りの後、最初のゴールに絡む。素晴らしい視野で、パスも魅力的だった。ポゼッションでも安定しており、プレスも欠かさない。トップ選手」と、寸評している。

 英紙「デイリー・レコード」も「先制点では多少の運もあったが、肺を爆発させるようなボックス内への走り込みのおかげだった。疲れ知らずのパフォーマンスだった」と高評価の一方、スコットランド地元紙「The Scotsman」では「6点」とされ、「先制点を掴み、チームはこのゴールから得点を重ねるかと思われた。だが、レアル・マドリード戦と同じように、ゴール前での決定力に欠けた」と、勝ちきれなかったことで旗手の寸評が伸びなかったようだ。

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