「このままではいけない」 バルサMFペドリ、CLバイエルン戦の敗因を分析「ツケを払うことになった」
フル出場のペドリが試合を総括「前半は素晴らしいプレーができた」
スペイン1部FCバルセロナは現地時間9月13日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節でドイツ1部バイエルン・ミュンヘンとアウェーで対戦し0-2で敗れた。スタメン出場したスペイン代表MFペドリは「誤解を招く結果」と敗れたバイエルン戦について振り返った。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じている。
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試合は0-0で折り返した後半5分、バイエルンが左サイドのコーナーキックを獲得すると、ドイツ代表MFジョシュア・キミッヒがニアサイドへのクロスボールを選択。勢いを持ってボールに反応したフランス代表DFリュカ・エルナンデスが頭で合わせてバイエルンが先制に成功した。
わずか4分後の同9分には、ドイツ代表MFジャマル・ムシアラが中央突破に成功すると、ラストパスを受けた同代表FWレロイ・サネが右足でゴールに流し込み、バイエルンが追加点を奪取。試合はそのまま2-0で終了し、バイエルンがグループステージ突破に向けて勝ち点3を積み上げた。
4-3-3システムの中盤の一角としてスタメン出場したペドリは、後半18分にポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキとのワンツーでゴール前に迫るも、チャンスを生かしきれず。ペドリが試合後に語ったコメントをスペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が紹介している。
「マークミスでリードされた。このままではいけない。前半は素晴らしいプレーができた。前半は何度もチャンスがあったし、後半も自分の1本がポストに当たるなど、ミスも多く、結局はそのツケを払うことになった」
ペドリは、チームとしても、自身としてもチャンスを決め切れなかったことを敗因と分析しつつ、次の試合に向けて前向きな姿勢も見せた。
「僕らは素晴らしいチームだ。このチームで本当に勝ちたいし、うまくやりたいと思っている。うまくやれないと、その代償を払うことになる。次の試合では、それらがすべて入ることを期待しよう。苦い試合だった。ここから勝ち点を取ることもできたはずだ」
CLグループステージ第2節を終え、得失点差により2位に付けるバルセロナ。昨季はグループステージで敗退したが、2014-15シーズン以来となるヨーロッパ王者への挑戦権を得ることができるだろうか。