バイエルンFWミュラー、“元戦友”レバンドフスキとCLで再会へ 「去ったことが間違いだったと示したい」
CLグループ第2節でバルセロナと対戦、レバンドフスキとの対戦に言及
ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンは、9月13日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節でスペイン1部バルセロナと対戦する。今夏の移籍市場では、バイエルンからポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキがバルセロナへ移籍したこともあり、大きな注目を集める。バイエルンのドイツ代表FWトーマス・ミュラーは、チームメイトのセネガル代表FWサディオ・マネから、レバンドフスキとの再会を前に繰り返し忠告を受けていることを明かした。スペイン紙「マルカ」が報じた。
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2014年にドイツ1部ボルシア・ドルトムントからバイエルンに加入したレバンドフスキは、2020-21シーズンにブンデスリーガ史上最多となる年間41得点を記録するなど、在籍した8年間でゴールを量産。ブンデスリーガ8連覇、UEFAチャンピオンズリーグ優勝、FIFAクラブワールドカップ優勝など、数々のタイトルを獲得してきた。個人としても、7度のブンデスリーガ得点王、5度のブンデスリーガベストイレブンに選出されたなかで、ミュラーとの相性は良く、2人で多くのゴールを重ねてきた。
今夏の移籍市場でレバンドフスキは、ドイツを離れ、バルセロナへ移籍。そのレバンドフスキと入れ替わる形でイングランド1部リバプールからバイエルンに加入したマネは、ミュラーに警告を発しているという。
敵としてレバンドフスキと再会することについて問われたミュラーは、「マネは、この10日間ほど、冗談めかして『間違ってレバンドフスキにパスを出さないように気をつけろよ』と言い続けているんだ。僕たちは自分たちのプレーをしないといけないし、あまりレヴィに気を取られてはいけないね」と、コメントしている。
そして、「レヴィと、僕とのピッチ上での連係は、長い年月をかけて築かれたものだが、同時に昨日までの雪でもある。僕たちは新たな環境にいて、センターフォワードもできる4人のアタッカーがいる。結果が出なければ、失われたものについて批判をされる。でも勝てれば、すべては問題ない。それに、今は相手選手が誰を警戒するべきか分からないというメリットもある」と、今季のチームがレバンドフスキの離脱の影響を受けていないことを強調した。
また、スペイン紙「スポルト」でもミュラーはレバンドフスキについて言及。「偉大な選手、偉大な人物だ。ただ、次の試合では、僕たちが彼に去ったことが間違いだったということを示せることを願っているよ」と、必勝を誓っている。
バルサの新戦力として、公式戦6試合9得点と驚異的なペースで得点を量産しているレバンドフスキだが、古巣との対決では、どのようなプレーを見せるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)