セルティック古橋のCL初ゴールへ期待、クラブOBが絶大な信頼 「間違いなく点を取ってくれる」

セルティックFW古橋享梧【写真:ロイター】
セルティックFW古橋享梧【写真:ロイター】

CLグループ第2節でシャフタールと対戦、元主将ボイド氏が古橋とギアクマキスを評価

 スコットランド1部セルティックは、9月14日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節でウクライナ1部シャフタール・ドネツクとポーランドのスタディオン・ヴィオスカ・ポルスキエゴで対戦する。この試合に向けてクラブの元主将で、元スコットランド代表のトム・ボイド氏が、日本代表FW古橋亨梧への期待を口にしている。スコットランド紙「ヘラルド」が報じている。

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 CLグループステージ第1節のレアル・マドリード戦で、セルティックはチャンスを作りながらも、ホームで0-3というスコアで敗れた。それでも試合内容から、セルティックのファンは温かな拍手をチームに送っていた。

 この試合を現地で見たボイド氏は、FWリエル・アバダ、MF旗手怜央、MFカラム・マグレガー、FW前田大然が、決定的なチャンスを生かせなかったことに落胆しつつも、アンジェ・ポステコグルー監督のチームに期待を寄せている。

「一片の疑いの影もなく、レアル・マドリードとの試合ではポジティブな面があった。別の日であれば、レアルが得点する前に、我々がリードすることができていただろう。結果が変わっていたかは分からないが、チャンスはあったと思う。私たちが数年前にバルセロナに勝利した時以上に、今回のチームは欧州王者を相手に攻撃面では優れていた。最終的な結果はともかく、良いパフォーマンスを見せて、良い感じを持たせ続けてくれた。だが、最後にはチャンスを仕留められるか、その局面で冷静になれるかが問われるんだ」

 セルティックはグループ第2節でドイツ1部RBライプツィヒに4-1で勝利したシャフタールと対戦する。2017年にベルギーのアンデルレヒトに勝利して以来のCLにおける白星が期待されるセルティックで、ボイド氏は古橋とギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキスへの期待を隠さなかった。

「キョウゴは、最初の選択肢になっていると思うし、彼が万全であれば、レアル戦もプレーできただろう。キョウゴは、より鋭いが、ギアクマキスも得点を取れる選手だ。私たちは両方の選手のスタイルをよく知っている。監督は2人の好調なストライカーがいる。あとは、周りの選手がチャンスを作り出せるかだ。彼らは間違いなく点を取ってくれる。すべての試合で点を取れるわけではなく、抱えているDFを見ても、欧州王者から点を取るのは困難だった。それでも2人とも、セルティックのためにゴールを挙げてくれるはずだ」

 リーグ戦のレンジャース戦(4-0)で負傷した古橋は、レアルとの試合を万全な状態で迎えることはできなかったが、エリザベス女王の崩御を受け、試合が延期となったこともあり、回復に専念することができた。グループステージ突破に向けて、大きなカギを握るシャフタールとのアウェーゲームで、CL初ゴールを奪えるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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