川崎“新14番”、チャンス演出の「極上スルーパス」に脚光 「中村憲剛が宿ってた!」
脇坂が広島戦の前半36分にマルシーニョへ絶妙なスルーパス
川崎フロンターレは、9月10日に行われたJ1リーグ第29節でサンフレッチェ広島に4-0で快勝した。Jリーグ公式ツイッターは、日本代表MF脇坂泰斗が見せた「極上スルーパス」を取り上げている。
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2位の広島をホーム等々力陸上競技場で迎え撃った3位の川崎。優勝争いに向けて負けられない戦いとなるなか、前半34分、左サイドでMF脇坂泰斗がペナルティーエリア左のFWマルシーニョにパス。マルシーニョはワンタッチでスルーパスを縦に入れ、タイミング良く抜け出したDF佐々木旭がエリア内にマイナスのラストパスを送る。ペナルティーエリア中央に走り込んだ家長が左足で合わせ、相手DFの股下を射抜く一撃でネットを揺らした。
川崎は後半14分に脇坂、同23分にFW知念慶が追加点を奪い、後半33分、味方とのワンツーでDF佐々木旭が左サイドの敵陣深くに抜け出してペナルティーエリア内のマルシーニョにパスを入れると、マルシーニョは右足を一閃。このシュートは広島GK大迫敬介に防がれたが、弾いたボールにファーサイドで家長が反応し、左足で豪快に蹴り込んで今季10点目を挙げた。
そのなかで、Jリーグ公式ツイッターが「極上スルーパス」とスポットライトを当てたのは、前半36分の脇坂のプレーだ。敵陣のセンターサークル付近から、狙いすましたスルーパスを左サイドからダイアゴナルにランニングするマルシーニョに完璧に通して見せた。
マルシーニョのシュートは広島GK大迫敬介の好セーブに遭って得点とはならなかったが、ファンからは「中村憲剛が宿ってた!」「あのひとつの溜めがたまらなすぎる」「エロい」「これぞ川崎の14番」など、感嘆の声が多数上がっている。