福岡戦で負傷の横浜FM西村拓真、スピード光るプレー集にファン反応 「熱い漢」「早く戻ってこい」

横浜FMの日本代表FW西村拓真【写真:Getty Images】
横浜FMの日本代表FW西村拓真【写真:Getty Images】

福岡戦で左足首を負傷して途中交代

 横浜F・マリノスの日本代表FW西村拓真は、9月10日に行われたJ1リーグ第29節アビスパ福岡戦(1-0)で相手DF奈良竜樹からタックルを食らった影響で左足首を負傷した。怪我の状態が心配されるなか、横浜FMのクラブ公式ツイッターでは、9月12日の“マラソンの日”にちなんで1本の動画を公開。今季1試合あたりの最長の走行距離の記録を持つ西村のプレー集を公開し、ファンから多くのエールが送られている。

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 負傷の場面は、前半6分に起きた。西村が相手陣内で攻撃に絡んだ際に奈良がタックル。スパイクの裏で西村の左足を踏みつける形となり、西村の左足首はハードタックルの勢いによって大きく曲がり、そのままピッチに倒れ込んだ。結局、このプレーにカードは提示されずにゲームは進行していた。

 苦痛の表情を浮かべた西村だったが、この時点では続行可能と判断し、そのままプレー。しかし前半21分過ぎに西村がピッチに座り込み、スパイクを脱いで腫れ上がった左足首を露わにすると、試合は一時中断。自ら求める形でMF藤田譲瑠チマと交代した。

 一連の判定にSNS上では、ファンからは疑問の声が上がっていたが、その後、横浜FM、福岡の両クラブから9月11日にSNSにおける誹謗中傷的な投稿について声明が発表されるなど、事態はさらに大きな話題を呼んだ。

 西村の怪我の具合が心配されるなか、横浜FMはクラブ公式ツイッターで9月12日の“マラソンの日”にちなんで、今季1試合あたりの最長の走行距離の記録を持つ西村(第20節サンフレッチェ広島戦:14.12キロメートル)のプレー集を公開。持ち前のスピードを武器にドリブル、プレッシング、さらには打点の高いヘディング弾など魅力の詰まった映像となっている。このタイミングでの投稿にファンからは多くのエールや励ましの声が送られた。

「いつもその懸命な姿に感動します」
「熱い漢」
「早く戻ってこい」
「カッコ良すぎる!」
「朝から泣きそうになった」
「このタイミングは泣ける」
「ますますスピード度合いに磨きが掛かってる」
「軽症であることを願っています」

 同日、西村は自身のインスタグラムにて「たくさんのメッセージありがとうございます! 必ずパワーアップして戻ります」とファンへ向けてメッセージを投稿。チームメイトからも励ましの声が届くなど反響を呼んだ。クラブで愛される西村の早期復帰を願うばかりだ。

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