J2リーグ昇格争い、プレーオフ参入圏クラブに明暗 5連敗の仙台が苦境に…岡山、熊本に“順当ムード”
19位の大宮は甲府に快勝、消化試合が1試合少なく優位な状態を手に
そして、19位の大宮アルディージャは天皇杯で4強進出のヴァンフォーレ甲府に3-0で快勝して勝ち点を34位に伸ばした。さらに消化試合も1試合少ないため、優位な状態を手にしたと言えるだろう。一方で最下位のFC琉球は首位のアルビレックス新潟に0-3の完敗を喫した。とはいえ、厳しいゲームになるのは予想通りだったと言えるだけに、勝ち点29から今後どれだけ伸ばせるかが勝負になる。
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J2は第36節が14日の水曜日に集中開催される。全チームが中3日とマネジメントも求められるなかで自動昇格からプレーオフ圏内を争う直接対決はなく、着実に勝ち点を伸ばせるかが焦点になる。一方で下位に目を向けると、21位の群馬と最下位の琉球による直接対決が組まれている。琉球はここで敗れるとかなり厳しい立場に追い込まれる。一方の群馬も敗れると琉球に勝ち点で追いつかれるため、文字通りの“デスマッチ”になるだろう。
多くのチームが残り7試合、一部チームが残り8試合とまだまだ順位が入れ替わっていく余地は大きいが、自動昇格、プレーオフ、残留を争うそれぞれの切れ目では1試合で順位の変わる勝ち点3差の圏内にいられるかどうかはポイントになってくる。1つの勝利の重みが増してくる時期に入ってきた。