日本は「別の惑星だと思った」 海外助っ人Jリーガーが異文化に衝撃…「日本人はすごく親切」と感銘
J2新潟のポルトガル人FWアレクサンドレ・ゲデスが日本について言及
J2アルビレックス新潟に所属するポルトガル人FWアレクサンドレ・ゲデスが、母国メディア「Tribuna Expresso」で日本について言及。初来日の際に「『ここは別の惑星だ』と思ったよ」と、当時の衝撃を明かしている。
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現在28歳のゲデスはスポルティングの下部組織出身で、母国のアヴェスやヴィトーリアを経て、2020年1月にベガルタ仙台に期限付き移籍。J1リーグ戦26試合に出場し、5ゴールの結果を残した。翌シーズンは母国ファマリカンへ移籍し、21年夏にポーランド1部ラクフ・チェンストホヴァへ加入。22年3月から新潟に加わり、今季J2リーグで7試合に出場し、直近の第35節FC琉球戦(3-0)で今季初ゴールを挙げている。
日本について母国メディアで語ったゲデスは、Jリーグ初挑戦となった仙台移籍について回想。初めて来日した際、東京の街並みに衝撃を受けたという。
「『ここは別の惑星だ』と思ったよ(笑)。見渡す限り建物。隔世の感があったね。建設、技術、組織の面で、日本は他の国よりずっと、ずっと先をいっている。感動したよ。到着してすぐに仙台行きの電車に乗るため駅へ直行した。仙台も大きな都市で、巨大な建物があり、すごく歓迎してくれる人たちばかりだった」
また、日本での生活は快適そのものだというゲデス。仙台に続き新潟でプレーするなか、「私はポルトガル語を話し、ピッチやインタビューなど、どこに行くにも通訳が付き添ってくれる。何かあれば助けてくれるんだ。私も妻も、基本的な英語は話せる。(直前までプレーしていた)ポーランドより日本の方がずっと楽だよ。日本人はすごく親切で、言っていることを理解しようとしてくれるし、理解できなければ携帯の翻訳機を使ってくれる。まったく違う文化なんだ」と続け、日本人の文化や日本人の振る舞いに感銘を受けたと語る。
またJリーグや日本人選手のレベルの高さに太鼓判を押し、「日本人選手のクオリティーは高いが、問題は意思決定の部分で、必ずしもベストとは言えない。しかし、ヨーロッパに行く日本人選手が増えているのは、彼らが高いクオリティーを持っているからだ」とパフォーマンス面も高く評価していた。