三笘同僚MFの悲劇「不憫すぎる」 ポッター監督のスタイルに惹かれ移籍→1週間で監督退任の急展開
今夏チェルシーからブライトンへ移籍したMFビリー・ギルモアに英紙が注目
イングランド1部チェルシーは成績不振によってトーマス・トゥヘル前監督を解任し、日本代表MF三笘薫が所属する同1部ブライトンからグラハム・ポッター監督を招聘した。これによって悲劇に見舞われたのが、今夏にチェルシーからブライトンへと移籍していたスコットランド代表MFビリー・ギルモアだ。
ギルモアはチェルシーの下部組織で育った21歳のMF。スコットランドでは「神童」として早くから注目を集めていたタレントで、昨シーズンはノリッジ・シティへ期限付き移籍して経験を積んでいた。
選手層の厚いチェルシーでは出番が限られていたギルモアだが、今夏の移籍には消極的だったという。そうしたなかで移籍市場最終日の9月1日にブライトンへの完全移籍が決まったが、英紙「ザ・サン」によれば、ギルモアはブライトンを率いていたポッター監督のプレースタイルに惹かれて移籍を決めたと友人らに話していたという。自身が成長するためにポッター監督の下でプレーすることを選んでいたようだ。
ギルモアは4日のレスター・シティ戦(5-2)に途中出場し、新天地デビューを飾っていた。しかし、そこから事態は急展開を迎える。
7日にチェルシーがトゥヘル前監督を電撃解任。するとその翌日、あろうことかポッター監督のチェルシー新監督就任が決まったのだ。わずか1試合でポッター監督との別れを迎えたギルモアに対して、SNS上で「不憫すぎる」という声も上がるほど。「ザ・サン」紙も「ビリー・ギルモアはチェルシーからブライトンへの移籍に困惑していることだろう」と、その“悲劇”について報じた。
加入からわずか1週間でチーム状況が一変してしまったギルモア。新監督の下では出番を得ることができるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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