ソシエダが「オプション」活用か 久保建英のトップ下起用をスペイン紙が示唆「可能性が高い」
今季は2トップの一角がメイン
スペイン1部レアル・ソシエダは、現地時間9月11日に敵地でのリーガ・エスパニョーラ第5節でヘタフェと対戦する。日本代表MF久保建英にとっては、2021年間に半年間在籍した古巣との一戦になるなか、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は、トップ下での起用の可能性について触れている。
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久保は2019年6月、スペイン1部レアル・マドリードと契約。その後、マジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェ、マジョルカと期限付き移籍で経験を積んできた。そのなかで、今年7月19日にレアル・ソシエダへの完全移籍(レアルが保有権50%を所有)が決まった。
新天地でのシーズンは、リーガ・エスパニョーラ開幕戦でいきなり今季初ゴールを決めるなど、好調をキープしている。9月8日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)ユナイテッド戦では、4-4-2システムにおける前線の一角としてスタメン出場。味方からパスを引き出し前に持ち出そうと果敢な姿勢を見せたなかで、システム変更により左サイドでのプレーとなった後半には絶妙クロスから好機を演出し、同11分にはショートCKのチャンスから久保のパスを起点にPKを誘発。これで得たチャンスをMFブライス・メンデスがモノにして、レアル・ソシエダが勝利した。
9月11日にはリーグ戦で古巣ヘタフェと対戦するなか、久保は招集メンバー23人入り。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は「トップ下・久保のオプション」と見出しを打ち、これまで前線の一角で起用されてきた久保が、ダイヤモンド型の中盤の頂点にあたるトップ下に入る可能性もあるという。
「(元スペイン代表MFダビド・)シルバは足を引きずってオールド・トラッフォードから去った。久保は2トップの一角で使われてきたが、ヘタフェ戦では可能性が高いかもしれない」
トップ下起用となれば、久保はどのようなプレーを見せるのか、注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)