「なぜレッドが出ない?」と物議 足裏タックルの福岡DF奈良竜樹、負傷の西村拓真に謝罪「申し訳ありませんでした」

福岡でプレーするDF奈良竜樹【写真:Getty Images】
福岡でプレーするDF奈良竜樹【写真:Getty Images】

横浜FM戦の前半6分、奈良のタックルで西村が負傷

 アビスパ福岡は9月10日のJ1リーグ第29節で横浜F・マリノスに0-1と敗れた。福岡DF奈良竜樹が試合後に自身のインスタグラムを更新し、タックルで怪我をさせる形となった横浜FMのFW西村拓真に対して謝罪メッセージを送っている。

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 その場面は前半6分に起きた。西村が相手陣内で攻撃に絡んだ際に奈良がタックル。スパイクの裏で西村の左足を踏みつける形となり、西村の左足首はハードタックルの勢いによって大きく曲がり、そのままピッチに倒れ込んだ。結局、このプレーにカードは提示されずにゲームは進行していた。

 苦痛の表情を浮かべた西村だったが、この時点では続行可能と判断し、そのままプレー。しかし前半21分過ぎに西村がピッチに座り込み、スパイクを脱いで腫れ上がった左足首を露わにすると、試合は一時中断。自ら求める形でMF藤田譲瑠チマと交代した。

 試合の実況を務めた桑原学氏は、スロー映像を見ながら「オンフィールドレビューなどは行われなかった。少なくともイエローカードは出すべきシーンだったと思います」とコメント。試合後、SNS上でも「退場になるどころかカードも何も無かったのはなぜ?」「なぜ奈良にカードが出てないのか」「ノーカードは妥当だったのか?」「なぜレッド(カード)が出ない?」などの声がファンから続出した。

 試合後、自身のインスタグラムのストーリー(24時間で自動的に削除される写真・動画)を更新した奈良は、「西村選手。彼に関わる全ての方に謝罪します。申し訳ありませんでした。軽傷を祈っています」と謝罪メッセージを投稿していた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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