- HOME
- 今日のピックアップ記事
- 9月に日本と対戦の米代表監督、チェルシー監督解任でエースの出場機会増に期待「ポジティブなものになる」
9月に日本と対戦の米代表監督、チェルシー監督解任でエースの出場機会増に期待「ポジティブなものになる」
バーホルター監督はプリシッチの状況改善が気になる様子
森保一監督の率いる日本代表は、今年11月に開幕するカタールW杯前最後の活動となる9月の欧州遠征で、アメリカ代表(23日)とエクアドル代表(27日)と対戦する。アメリカ代表のエースは、イングランド1部チェルシーで「10番」を背負うFWクリスティアン・プリシッチだが、グレッグ・バーホルター監督は、所属クラブの監督交代がエースに好影響を与えることを期待した。英紙「メトロ」が報じている。
チェルシーは9月6日にトーマス・トゥヘル監督を解任し、翌7日に日本代表MF三笘薫の所属するブライトンを率いていたグラハム・ポッター監督を引き抜いた。チェルシーで10番を背負うプリシッチだが、トゥヘル監督の下では十分な出場機会を得られていなかった。
夏の移籍市場で出場機会を求めて移籍する可能性もあったプリシッチは、最終的にはクラブが残留させたことで環境を変えることは叶わず。今季も出場機会は限定的であり、ここまで公式戦7試合に出場していたが、先発出場はプレミアリーグ第6節ウェストハム戦(2-1)のみで、この試合でも後半15分にベンチへ退いている。
アメリカ代表のバーホルター監督は、「誰かが職を失ったことを、喜ぶような人間ではないが」と前置きをしつつも、「しかし、これがクリスティアンの出場機会増加を意味するのであれば、ポジティブなものになるだろう」と、本音を覗かせた。
そして、「彼は、世界最高のレベルでプレーできることを示してきた。これからどうなるか、見守るしかない」と、ポッター新監督の下で出場機会が増えることを期待している。
アメリカ代表でのパフォーマンスも、プリシッチにとっては新監督へのアピールの機会になるはず。森保ジャパンの守備陣は、9月の対戦でどのような対応を見せて、プレミアリーグで通算25得点を挙げているアタッカーを抑えるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)