「ガッカリさせられた」 モナコ南野拓実がまたも不発…ELレッドスター戦の出来に仏メディア辛辣評価「チームに融合するのは困難」
レッドスター戦に先発出場を果たすも、見せ場なく後半12分に交代
フランス1部モナコは9月8日(現地時間)、セルビア1部レッドスターとUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第1節で対戦し1-0で勝利した。アウェーゲームで公式戦2試合ぶりの先発出場を果たした日本代表MF南野拓実は、見せ場を作ることができずに後半12分にベンチへ退いた。今夏、モナコに加入してから、期待に沿う活躍を見せることができていない日本代表の10番にフランス紙「ウエスト・フランス」は厳しい評価を下している。
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3-4-3システムの3トップの右に入った南野。アピールに努めるも、ボールロストが目立ちなかなかチャンスに絡めないまま、0-0で迎えた後半12分にベンチへ退いている。その後、チームはFWブレール・エンボロがPKを決めて、1-0で勝利した。
ELで白星スタートを切ったモナコだが、南野への失望は増す結果になってしまったようだ。「ウエスト・フランス」紙は、「ELの戦いを完璧な形でスタートさせた」と勝利を祝いつつも、「ELの試合で、モナコは起きている問題をすべて解決できたわけではない」として、その一つに今夏、イングランド1部リバプールから加入した南野を挙げた。
最初の問題として、モナコのキャプテンであるフランス代表FWウィサム・ベン・イェデルの不調について「1時間以上をプレーしたのに、相手にとって危険になることはなかった」と論じられた記事では、「もう一人の所属選手である日本人の南野拓実には、さらにガッカリさせられた。彼がモナコというチームに融合するのは困難だと判断された」と、諦めを感じさせる評価を下している。
昨シーズン、リバプールで戦った国内カップ戦では得点を量産し、多くの期待を寄せられてモナコに加入した南野。しかし、ここまでは理想とはかけ離れた状況になっている。まだシーズンは始まったばかりだが、ここから失われつつある信頼を回復することはできるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)