ELユナイテッド戦でスタメン出場、好機演出で1-0勝利に貢献

　スペイン1部レアル・ソシエダは、現地時間9月8日に行われたUEFAヨーロッパリーグ（EL）のグループE第1節で、イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドと対戦し、1-0で勝利した。この試合にスタメン出場した日本代表MF久保建英は、決勝点につながるPKを誘発するなど存在感を発揮したなか、ドリブル突破から精度の高いクロスを供給したシーンが注目されている。

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　今季EL初戦となったユナイテッドとのアウェーゲームで久保は前半、4-4-2システムにおける前線の一角としてスタメン出場。味方からパスを引き出し前に持ち出そうと果敢な姿勢を見せたなかで、システム変更により左サイドでのプレーとなった後半に見せ場を作る。

　同11分、左サイドでボールを受けると、DFビクトル・リンデレフとマッチアップした場面で縦へドリブル突破。そのまま相手をかわし中央へ絶妙なクロスを供給すると、後半頭から出場したソシエダFWアレクサンダー・セルロートの足元へ正確にボールを届けた。惜しくもシュート直前でクリアされてしまったものの、これで得たショートCKのチャンスから久保のパスを起点にPKを誘発。これをMFブライス・メンデスが冷静に決め、ソシエダが勝利した。

　この試合のハイライト映像が「WOWOW」公式YouTubeチャンネルで公開されると、久保が後半11分に見せたドリブル突破とクロス供給シーンにファンが注目。コメント欄には「ユナイテッドを大絶望させたドリブル」「美しすぎる」「1人で上げきれるの素晴らしい」「クロス精度素晴らしかった」「夢の劇場に久保神が降臨」といった賛辞が続々と上がった。

　敵地「オールド・トラフォード」で抜群の存在感を放った久保。プレミアリーグで現在、4連勝中と勢いに乗る相手との一戦で見せたMOM（マン・オブ・ザ・マッチ）級のパフォーマンスをきっかけに、さらなる活躍に期待が懸かる。