「なぜ冨安をプレーさせない?」 アーセナルの“アルテタ采配”に元英代表が疑問「ホワイトは右SBではない」

アーセナルのミケル・アルテタ監督【写真:ロイター】
アーセナルのミケル・アルテタ監督【写真:ロイター】

元イングランド代表FWアグボンラホール、ユナイテッド戦の出来に見解

 イングランド1部アーセナルは、9月4日に行われたプレミアリーグ第6節でマンチェスター・ユナイテッドに1-3で敗れ、今シーズン初黒星を喫した。日本代表DF冨安健洋は後半35分からの途中出場となったなか、元イングランド代表FWガブリエル・アグボンラホールは、先発に復帰させなかったミケル・アルテタ監督の采配に疑問を呈した。英メディア「フットボール・インサイダー」が報じている。

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 今シーズン、冨安が負傷で出遅れていたこともあり、アーセナルの右サイドバックは、イングランド代表DFベン・ホワイトが務めてきた。一方で冨安は、1-3で敗れたユナイテッド戦を含め、5試合連続で途中出場しており、先発での出場はない。

 アグボンラホールは、「アーセナルはユナイテッドとのアウェー戦に挑んだが、簡単な試合になるはずもない。彼らは良くやったが、ユナイテッドはクレバーで、あの守備の弱点であるベン・ホワイトを突いた。彼は右サイドバックではなく、スピードに欠ける。彼らはそこを狙い、喜びを得た」と、アーセナルの右サイドが敗因になったと指摘した。

 そして、「私からすれば、守備面でより良かったのはアーセナルではなく、ユナイテッドだった。ベン・ホワイトは、右サイドバックではない。よりスピードのある冨安がベンチにいるのに、なぜ彼をプレーさせない? それが間違いだったと思う。アーセナルは良いプレーをしていたし、ホームのエミレーツスタジアムではユナイテッドに勝つかもしれない。トップ6の激突では、ホームアドバンテージがカギになると感じているんだ」と、アルテタ監督の采配を批判しつつ、地の利の重要性も語った。

 前所属のボローニャや日本代表では、センターバックも務める冨安だが、アーセナルではサイドバックでしかプレーしていない。次節のリーグ戦で、アーセナルはエバートンとの対戦を迎えるが、アルテタ監督は冨安を先発に戻すことになるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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