甲府が福岡との激闘の末に初の天皇杯ベスト4進出 3試合連続でJ1クラブ撃破の快進撃
延長前半7分に甲府MF鳥海が値千金の決勝ゴールをマーク
J2ヴァンフォーレ甲府は9月7日、天皇杯・準々決勝でJ1アビスパ福岡と対戦。延長戦にもつれる激闘を2-1で制し、クラブ史上初のベスト4に駒を進めた。
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甲府は天皇杯2回戦で環太平洋大(5-1)、3回戦で北海道コンサドーレ札幌(2-1)、ラウンド16でサガン鳥栖(3-1)と破り、ベスト8まで勝ち上がってきた。
試合は前半16分、甲府はMF荒木翔が左サイドから前方へパスを出し、FW宮崎純真が絶妙な位置で収める。そのままドリブルでペナルティーエリア手前へ持ち上がり、中央へ横パス。これを受けた三平がペナルティーエリア中央から右足でゴール左へ流し込んだ。
しかし、前半27分、福岡にセットプレーから同点ゴールを許し、その後は白熱した展開へ。1-1のまま90分間で決着がつかず、延長戦に突入する。
すると、延長前半7分、甲府MF松本凪生が縦パスを送ると、MF鳥海芳樹がタイミングよく抜け出してペナルティーエリア内へ進入。福岡DFドウグラス・グローリとの接触で一度は倒れるが、すぐに起き上がって左足を振り抜き、勝ち越しゴールを決めた。
甲府はこの1点を守り切り、延長戦の末に2-1で勝利。3試合連続のアップセットでクラブ史上初の天皇杯ベスト4進出を果たした。
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