チェルシー解任のトゥヘル監督、再会した元教え子・オーバメヤンとの共闘は「わずか59分間」と英注目
CLグループステージの初戦でディナモ・ザグレブに敗れ、翌日に解任を発表
イングランド1部チェルシーは現地時間9月7日、トーマス・トゥヘル監督の解任を公式発表した。後任は未定となっているなか、米スポーツ専門局「ESPN」英国版公式SNSでは、チェルシーに新加入した元教え子である元ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンと共闘した時間に注目している。
現在49歳のトゥヘル監督はこれまで、ドイツ1部マインツ、ボルシア・ドルトムント、フランス1部パリ・サンジェルマンなど名門を指揮し、2021年1月にチェルシーへ。2020-21シーズン、マンチェスター・シティを破り見事この年のCL優勝に導いた。昨シーズンはプレミアリーグ3位でフィニッシュし、UEFAスーパーカップとFIFAクラブワールドカップの2つのタイトルを獲得。今季はここまでリーグ戦3勝1分2敗の6位に位置していた。
9月6日のCLグループステージ第1節でディナモ・ザグレブに0-1で敗れたなか、翌日の解任発表。この報道を受け、米スポーツ専門局「ESPN」が注目したのは、9月に移籍したばかりのオーバメヤンだ。同局英国版公式インスタグラムで、トゥヘル監督とオーバメヤンの2人揃った写真とともに、「トゥヘルとオーバメヤンが再会したのは、わずか59分間のサッカーだった」と伝えている。
オーバメヤンは、ドルトムント時代にトゥヘル監督の元でプレーしており、約5年ぶりの再会となっていたが、チェルシー移籍後、出場したのは6日のCLディナモ・ザグレブ戦の59分間のみとなっており、久々の共闘は束の間の出来事となってしまったようだ。
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