「岩のように強い」 闘莉王にとって“天敵中の天敵”、「Jリーグ最強ストライカー3傑」のトップに選んだのは?
2003年に名古屋でJ1得点王に輝いたウェズレイが1位
元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏が、現役時代に苦手にしていたという天敵ストライカー3人を選出。Jリーグ通算124ゴールの“ビースト系FW”を1位に選出している。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
闘莉王氏の公式YouTubeチャンネル「闘莉王TV」の最新企画は、現役時代にマッチアップしながら苦戦を強いられた苦手FW格付け。1位に選出したのは、名古屋グランパス、サンフレッチェ広島、大分トリニータでプレーし、2003年にはJ1得点王に輝いたブラジル人ストライカーだった。
「1位は凄かった時のウェズレイ」
外国人選手としてJ1初の100ゴールを記録したウェズレイの全盛期である名古屋時代を、“天敵中の天敵”に挙げた。
「本当に岩のように強い。シュートのパンチ力も(凄い)。ちょっとでもスペースを与えると、打ってくる。打つだけじゃない。必ず枠に入れてくる。ピクシーと絡んでいた時もあった」
強面と獰猛なプレースタイルから「ピチブー(猛犬)」というあだ名だったウェズレイ。名古屋時代の恩師だったドラガン・ストイコビッチとも2トップを組んでいたが、「その頃から厄介だった」と闘莉王氏。「ピクシーがいなくなり、僕も浦和に移籍した。あ、これはちょっと止めやすくなるのかなと思った。あれ? 隣にマルケスがいたわけですよ。うわーと思った」。ピクシーとのコンビ以上に、ウェズレイとマルケスの2トップの完成度の高さに心が折れたようだ。
「1人がもう1人を生かす。ウェズレイのシュート力、決定力。半チャンスあれば1点取れる。チャンスじゃない時も点にする。訳分からない角度からシュートを打つ」
決定機でもない局面からもシュートをねじ込んでくるというウェズレイ。身体の頑強さなど、異次元ぶりを改めて振り返る特集となっている。