マンUデビュー“即”ゴールのFWアントニー、得点後になぜ“虎パフォ”? 「気持ちをすべて表現した」

マンチェスター・ユナイテッドFWアントニー【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドFWアントニー【写真:Getty Images】

移籍後初スタメンで即ゴール、得点後に“虎”ポーズ披露

 イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドは現地時間9月4日、プレミアリーグ第6節でアーセナルと対戦し、3-1で勝利した。この試合でユナイテッドデビューを果たし、先制ゴールを決めたFWアントニーが、ゴール後のセレブレーションについて言及している。英紙「デイリー・ミラー」が報じた。

 現在22歳のアントニーは、サンパウロの下部組織で育ち、2020年にオランダ1部のアヤックスに移籍すると、当時指揮を執ったエリック・テン・ハフ監督のもと、主に右サイドで活躍。ブラジル代表にも選出され、カタール・ワールドカップ(W杯)の南米予選では、9試合に出場し、2ゴール1アシストを記録していた。

 そんななか、8月30日にユナイテッドへの移籍合意が発表されたアントニー。アーセナル戦では早速スタメンに名を連ねると、イングランド代表MFジェイドン・サンチョと同代表FWマーカス・ラッシュフォードとユナイテッドの前線を形成した。

 すると前半35分、サンチョ、ラッシュフォードとつなぎ、アントニーが左足でゴールを決めると、新天地のサポーターにゴールパフォーマンスを披露。“虎”ポーズを取り、オールド・トラッフォードのサポーターを沸かせた。

 このゴールパフォーマンスについて、「友人同士でのことなんだ。だから、僕がゴールを決めた時、友人はそれが何なのか知っているんだ、虎だって。彼らはそう知っているし、僕はそうやって祝うんだ」とアントニー。友人へのアクションであることが「デイリー・ミラー」紙で明かされている。

 さらに「ボールが入り、ネットが揺れるのを見た時、僕は自分の気持ちをすべて表現した。そう、確かに鳥肌が立ったんだ」と、ゴール時の心境についても語った。

 その後、後半13分にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとの交代でピッチを後にしたアントニー。アヤックス時代から指導を受けるテン・ハフ監督のもと、ユナイテッドでさらなるキャリアを積み上げようとしている。

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