「僕も歳を取った」と天才ロナウジーニョが1年後の引退を示唆 将来はミュージシャンに転身!?

スペイン紙に語った36歳の名手 アメリカ、中国、インドからオファーか

 かつてバルセロナなどで活躍し、「世界最高のファンタジスタ」の称号を得た元ブラジル代表MFロナウジーニョが、あと1年での現役引退を示唆している。スペイン紙「スポルト」に語ったテクニシャンは、引退後のミュージシャン転向も示唆している。

「残念ながら僕も歳を取った。もう36歳だからね。今は、キャリアの最後をどのように終えようかと考えているところなんだ。僕のアイデアは、あと1年間プレーすること。その後のことは多くのプロジェクトがあるよ。サッカーに関わることはもちろんだけど、ミュージックの世界にも興味があるね」

 ロナウジーニョの全盛期は、2003年から08年までバルセロナでプレーしていた時期に訪れた。05年にはバロンドールも獲得し、05-06シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグのタイトルも勝ち取った。当時のロナウジーニョの代名詞となっていた右足アウトサイドで右にボールを出すようにしつつ、足首を急激にひねって左方向へコースを変えるフェイント“エラシコ”は、世界中のサッカーファンを魅了し、子どもたちが真似をしようと練習した。

 そのロナウジーニョのキャリアも、残り1年で終止符が打たれるという。英紙「メトロ」は、スポルト紙のインタビューを引用した上で「アメリカ、中国、インドからオファーがあるようだ」としているが、現役最後の舞台はどこになるのだろうか。そして、世界中を魅了した笑顔で、ミュージシャンとしても活躍することになるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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