「さすがメッシとやりあった漢」 家長昭博、“ちょこちょこ”から相手置き去りの緩急ドリブルにファン脱帽「うますぎ」

川崎で活躍するMF家長昭博【写真:Getty Images】
川崎で活躍するMF家長昭博【写真:Getty Images】

湘南戦のワンシーンにJリーグ注目「【家長のドリブル】緩急だけで抜く!」

 川崎フロンターレは9月3日のJ1リーグ第28節で湘南ベルマーレに1-2と惜敗した。この試合で川崎の元日本代表FW家長昭博が相手を置き去りにする“緩急ドリブル”を披露し、「さすが(リオネル・)メッシとやりあった漢」「うますぎ」と驚きが広がっている。

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 試合は劇的な展開となった。前半20分にFW知念慶のゴールで川崎が先制するも、後半8分に今夏のE-1選手権で日本代表に招集された湘南のFW町野修斗が同点ゴール。1-1のまま迎えた後半アディショナルタイム、巧みな連係で崩した湘南のMF阿部浩之が古巣相手に劇的な決勝ゴールを奪った。

 そんな一戦からJリーグ公式YouTubeチャンネルは家長のプレーに注目。「【家長のドリブル】緩急だけで抜く!」と題した動画をアップしている。

 映像は、1-1で迎えた後半25分に右サイドでボールを持った家長の姿から始まる。わずかにボールを押し出しながら、ちょこちょこドリブルを見せる家長に対して、対峙したMF山田直輝は重心を落として突破を警戒。そのままゆっくりとボールを運んだ家長が突然ギアを入れ替えてトップスピードに乗り、鮮やかな緩急で山田を置き去りにした。

 家長らしさ全開のワンシーンに「飛び込んできたらかわすテクがあるから、この手の駆け引きが成立する」とファンも反応。さらに「さすがメッシとやりあった漢」「うますぎ」など称賛の声も寄せられている。

 1-2で敗れた川崎だが現在3位につけ、首位のサンフレッチェ広島と勝ち点1差、消化試合は2試合少ない。熾烈な優勝争いを繰り広げるなか、今季26試合8ゴールの結果を残す家長のパフォーマンスはタイトルの行方を左右するキーファクターの1つとなりそうだ。

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