「キャプテン翼やん」 横浜FM、GKキック→3連続ダイレクト浮き球パス→ボレーシュートの離れ業が話題「リアル少林サッカー」
両者譲らず2-2のドロー決着、“連続空中パス”からのシュートに注目
横浜F・マリノスは9月3日、J1リーグ第28節でFC東京と対戦し、2-2で引き分けた。アウェーの地で重要な勝ち点1を得たこの試合で、前半終了間際の“連続空中パス”からのボレーシュートのシーンに注目が集まっている。
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試合はまず、アウェーの横浜FMが前半40分にコーナーキック(CK)のチャンスからDF岩田智輝が押し込んで先制。その5分後にはMF西村拓真の左からのクロスをFW仲川輝人が合わせて追加点を奪い、前半で2点のリードを奪う。
後半、ホームのFC東京も反撃。後半8分、左からのフリーキックのこぼれ球をMF塚川孝輝が左足を振り抜き1点差に詰め寄ると、同18分には今度はCKから再び塚川が決め、FC東京が同点に追い付いた。両チーム最後まで力を尽くしたがこの後は得点を奪うことはできず、2-2のドロー決着となっている。
注目を集めたのは、前半のアディショナルタイムのワンプレーだ。横浜FMのGK高丘陽平の正確なパントキックを左サイドのFWエウベルが頭で中央へ送ると、FWレオ・セアラがダイレクトで前線の仲川につなぐ。その浮き球のパスに対し、仲川もワンタッチのヘディングで右へ折り返すと、最後は西村がダイレクトでボレーシュートを放ったが、FC東京の守護神ヤクブ・スウォビィクのビックセーブに阻まれた。
GKから、すべて浮き球のままワンタッチでつながったパスでの流れるような攻撃に、ファンから「決めれば伝説となったシーン」「なにこれエグッ」「リアル少林サッカー」「キャプテン翼やん(笑)」「決まってたら年間ベストゴールあった」「これやべえ」と反響が広がっている。
横浜FMの攻撃力の高さと、FC東京GKスウォビィクの能力の高さが際立った場面となっているようだ。