Jリーグで「世界も驚くスーパーゴール」 広島MF川村拓夢の60m級ロングシュートに衝撃「時間が止まった」
1人退場者を出した広島、途中出場の川村が2ゴールを決めチームに勝利をもたらす
サンフレッチェ広島は9月3日、J1リーグ第28節で清水エスパルスと対戦。後半に退場者を1人出し、厳しい戦いを強いられたが、途中出場のMF川村拓夢の2ゴールの活躍で勝利をもぎ取った。特に2点目のロングシュートにはファンから「完璧すぎる」「時間が止まった」と驚きの声が上がっている。
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広島は4連勝と好調を維持し、勝利した直近4戦の総得点は13と攻撃力が爆発。勢いそのままに、5連勝を狙って挑んだ清水戦だったが、前半は得点を奪えず0-0で折り返す。逆に清水は後半20分、MF乾貴士がカウンターから抜け出し、広島DF塩谷司とマッチアップ。一足先にボールに追い付き、前へ入ろうとしたところを倒され、福島孝一郎主審は当初、イエローカードを提示したが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入があり、DOGSO(通称ドグソ/Denying an Obvious Goal-Scoring Opportunity/決定的な得点機会の阻止)の判定でレッドカードへと変更された。
1人退場者を出し10人で戦う広島は、直後にDF住吉ジェラニレショーン、同30分に川村とFWドウグラス・ヴィエイラを投入。すると同38分に川村が早速魅せる。
川村は敵陣で奪ったボールを左サイドのMF柏好文へ預けると、自身は一気にゴール前へ。柏がカットインから追い越してきた川村にスルーパスを送ると、狭いスペースの中で左足でファーに流し込んで先制。数的不利の広島が、勝利へ大きなアドバンテージを得た。
さらに同アディショナルタイムに、川村が驚きのプレーで観客を沸かせる。自陣左サイドで広島がボールを奪うと、川村が前を向いて相手ゴールを確認。少し助走を付けて左足で放ったボールは、前に出ていた日本代表GK権田修一の頭上を越え、ゴールネットに吸い込まれていった。この川村による2ゴールの活躍で、広島は数的不利の逆境のなか勝利を飾り、リーグ1位に躍り出ている。
1点目もさることながら、決定打となった川村の推定約60メートルの超ロングシュートにファンも反応し、「世界も驚くスーパーゴール」「止められるはずがなかろうに…」「何回見ても気持ちがいい」「鳥肌たった」「時間が止まった」「完璧すぎる」と賛辞が続々と送られている。