フランクフルト鎌田大地が豪快ダイビングヘッド弾 独紙が高評価、惜しみない賛辞「彼を残せてどれほど良かったか」
ライプツィヒ戦に先発出場の鎌田が先制弾、公式戦5ゴール目の活躍
ドイツ1部フランクフルトの日本代表MF鎌田大地は、現地時間9月3日のブンデスリーガ第5節RBライプツィヒ戦に先発出場。前半16分に味方の折り返しを頭で押し込んで先制ゴールをマークし、4-0の勝利に貢献した。ドイツ地元メディアが鎌田を絶賛している。
前半10分にスルーパスに抜け出してネットを揺らしたプレーはオフサイドで得点が認められなかったが、その6分後に鎌田は正真正銘のゴールを奪う。
鎌田のパスを受けたMFマリオ・ゲッツェが右からファーサイドへクロスを送ると、これをFWコロ・ムアニが頭でつなぎ、ゴール前へ走り込んだ鎌田がダイビングヘッド。勢いあまって自らもゴールへ飛び込む豪快な一撃でチームに先制点をもたらした。これでブンデスリーガでは今季3得点目、公式戦全体では5得点目となった。
フランクフルトはその後も得点を重ね、昨季4位のRBライプツィヒを4-0と一蹴。そのなかで地元紙「フランクフルター・ルントシャウ」は鎌田に対してゲッツェらとともに「Gut dabei(良い働き)」の高評価を与え、「ファンに多くの喜びを与え、精巧さを見せつけた」「アイントラハトが彼を残せてどれほど良かったか」と惜しみない賛辞を送った。
今夏の移籍市場で鎌田にはトッテナムやベンフィカなどへの移籍話が持ち上がったが最終的には残留。昨季UEFAヨーロッパリーグ(EL)初優勝に貢献したこの男は今季もフランクフルトのキーマンとなりそうだ。
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