負傷のセルティック古橋が試合後に派手な転倒 守護神の心配シーンに現地紙注目「セレブレーションで大失敗」
スタンドに向けてガッツポーズをした瞬間、足を滑らせて大きく転倒
スコットランド1部セルティックの日本代表FW古橋亨梧は、現地時間9月3日に行われたスコティッシュ・プレミアリーグ第6節のレンジャーズ戦で、先発出場を果たしたものの、開始直後に肩を負傷して前半5分に交代となった。負傷状況が心配された古橋は、チームが4-0で完勝した試合後のセレブレーションに参加し、元気な姿を見せたかと思ったら、派手に転倒してチームメイトの元イングランド代表GKジョー・ハートに心配される場面もあった。スコットランド紙「デイリー・レコード」が報じている。
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今季開幕5試合で6得点とハイペースでゴールを量産していた古橋は、伝統のオールドファームでも先発出場を果たす。この試合でもゴールが期待された古橋だったが、開始早々に相手と接触して左肩を負傷。一度はピッチに戻ったが、プレー続行は不可能となり、前半5分でギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキスとの交代を強いられた。
古橋の負傷状況が心配されたなか、セルティックはFWリエル・アバダの2ゴールなどで4-0と完勝を収めた。肩を釣った状況でベンチに退いてからも試合を見ていた古橋は、試合後の勝利のセレブレーションに参加して、サポーターと宿敵から挙げた勝利を喜んだ。
左腕を釣って痛々しそうな古橋だが、右手をグルグルと回しながらスタンドのサポーターに近寄って行き、渾身のガッツポーズ。その際に足を滑らせて転倒し、派手に倒れこんだ。倒れた後、左肩に衝撃が伝わったのか、少しピッチに倒れこむ。これを見ていたジョー・ハートは、一目散に古橋のもとへ駆け寄り、心配した表情で日本人ストライカーの顔を覗き込んだ。古橋は慌てて立ち上がり、無事であることを伝えると、ジョー・ハートも安心したようだった。
「デイリー・レコード」は、「陽気なキョウゴ、セルティックのセレブレーションで大失敗。負傷したお祭りのスターターが転倒した様子が撮影される」と見出しを付け、「ジョー・ハートが怪我を悪化させていないかと駆け寄って確認した直後、自らの足で立ち上がった。キョウゴは、その状況に爆笑し、再びセレブレーションへ戻っていった」と報じている。
肩の負傷の度合いは明らかになっていないものの、ひとまず元気そうな姿を見せてくれた古橋。来週にはUEFAチャンピオンズリーグのレアル・マドリード戦も控えているが、大一番にファンのお気に入りのお祭り男は間に合うのだろうか。