ソシエダ久保は「ビッグネームの1人」 リーグ開幕3試合の“好プレー”に現地称賛「重要な選手になるだろう」

レアル・ソシエダでプレーするMF久保建英【写真:Getty Images】
レアル・ソシエダでプレーするMF久保建英【写真:Getty Images】

アトレティコ戦前に、新天地ソシエダでのシーズン序盤戦にフォーカス

 日本代表MF久保建英の所属するスペイン1部レアル・ソシエダは、現地時間9月3日のリーガ・エスパニョーラ第4節でアトレティコ・マドリードと対戦する。この試合に向けたチーム練習を2日連続で欠席した久保だが、1日からはチームに合流。今季、最初のアトレティコ戦でも先発出場が期待されているなか、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は、久保が印象に残る活躍を見せた昨季のアトレティコ戦を振り返っている。

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 今シーズン、レアル・マドリードからソシエダに加入した久保は、ここまでリーグ戦3試合連続で先発出場を果たしており、開幕戦のカディス戦(1-0)では決勝ゴールを挙げた。イマノル・アルグアシル監督が「3年前からここにいるかのようだ」と舌を巻くほど、チームに早く馴染んでいる。

 そんな久保について「ムンド・デポルティーボ」紙は、「今季のレアル・ソシエダに新加入したビッグネームの1人」と紹介し、「リーグの開幕3試合で先発出場をしており、この先もこの状況が変わらなければ、今シーズン、イマノル監督にとって非常に重要な選手になるだろう」と、期待を込めている。

 今夏の移籍市場で久保を獲得したソシエダだが、シーズン開幕後に久保と2トップを組んでいたスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクがイングランド1部ニューカッスルへ移籍した。後釜として、昨季もレンタル移籍でソシエダに加入していたノルウェー代表FWアレクサンデル・セルロートをドイツ1部RBライプツィヒから獲得。さらにスペイン1部UDアルメリアからも、ナイジェリア代表FWウマル・サディクを補強した。

 新加入選手とのポジション争いも注目を集めるなか、「ムンド・デポルティーボ」紙は久保がマジョルカに在籍していた昨年12月の対戦に注目。アトレティコとのアウェーゲームで、後半45分に決勝点を挙げて2-1の勝利に導いた一戦を、「久保がメトロポリターノを沈黙させた日」と見出しを打って紹介した。

 記事では、この試合までの9試合で3勝3分3敗という成績だったアトレティコが、この試合を皮切りにディエゴ・シメオネ監督の下で初となるリーグ戦4連敗を喫したことも紹介。アトレティコにとって久保は、悪夢を思い起こさせる可能性もある存在だけに、今回の対戦で、どのような対策を講じられるかも注目だ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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