ミランで2戦連続出番なしの本田を伊紙が一刀両断! 「モンテッラ監督の中で構想外」

「この日本人がプレーして輝いたことは…」

 さらに特集では、2014年1月に加入した本田のミランでの日々も完全否定している。

「この日本人がプレーした時に、輝いたことはない。というよりも、彼の長いロッソネーロでの冒険は光と影だった。本田は6月13日に30歳になった。彼の契約の最終年がやってきた。この夏の移籍市場では出て行かなかった。もし、ミランが契約を更新すると決めるとするならば、それを決めるのは新しい幹部たち。1月にはまた他のクラブに移籍して、何ユーロかクラブは得るかもしれない。来年の6月までいる可能性もある。この日本人は契約切れでやって来たからだ」

 背番号10を与えられた本田だが、その去就は中国人オーナーに身売りされたミランのストーリーの中で、大きなテーマではないという。不動の地位を築いているはずの日本代表でも、W杯最終予選のタイ戦(2-0)では決定的チャンスで衝撃の空振りを喫するなど、試合勘不足からか精彩を欠いている。このあまりに寂しい現状を、本田は栄光の背番号に懸けて打破できるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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