「サッカー界のブザービーター」 札幌MFが劇的ミドル弾、C大阪戦終了間際のドラマに反響「夢のよう」「泣ける」
MF青木のゴールの直後、タイムアップの笛が鳴り札幌が劇的逆転勝利
J1北海道コンサドーレ札幌は9月2日、リーグ第28節でセレッソ大阪と対戦。先制を許しながらも、新加入の韓国代表FWキム・ゴンヒの初ゴールで追いつくと、後半アディショナルタイムにカウンターのチャンスからMF青木亮太が2-1と劇的に導くミドル弾を突き刺した。その直後、終了のホイッスルが鳴り響き、「これぞサッカー界のブザービーター」とJ公式SNSが注目している。
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ともに前節黒星を喫し、ここで浮上のきっかけを掴みたい両チームは前半から白熱した展開を見せる。それでも前半はどちらも得点を奪うことができず、試合が動いたのは後半33分だった。
C大阪はペナルティーエリア手前で縦パスを受けた元日本代表MF清武弘嗣が一度ボールを受けてターン。前を向いたところで相手にカットされるが、そのこぼれ球が右にいたMF中原輝に渡るとダイレクトで左足を振りぬく。上手く巻かれたボールは左サイドネットに吸い込まれた。
1点ビハインドを負った札幌だったが、その後10分経たぬうちに新加入FWキム・ゴンヒが強烈なヘディングシュートをゴールに突き刺し同点にする。そしてドローのまま終わるかと思われた終盤、アディショナルタイム4分に劇的ドラマが待っていた。
相手と交錯する形で札幌が自陣でボールを奪うと、電光石火のカウンターを開始。青木がドリブルで前へ持ち運ぶと、一旦左のMFスパチョークへ。一度タメを作ってから、中央でフリーになった青木へリターンするとワントラップから早いタイミングで右足を一閃。ゴール左に見事なミドルシュートを沈め、札幌が逆転に成功した。
試合は直後に主審の笛が鳴りタイムアップ。この劇的な勝利にJ公式SNSも注目し、「これぞサッカー界のブザービーター」とこのシーンを紹介すると、ファンから「こりぁスタジアム盛り上がるわ」「これは声出た」「夢のようだった」「泣ける」と感動の声が寄せられ、さらに青木のシュートに対し「シュートうまっ」「エロすぎ」「ゴラッソ!」と賛辞も上がっていた。
また、カウンターのきっかけとなった札幌がボールを奪ったシーンでは、荒木友輔主審がC大阪側のファウルを流しアドバンテージを適用しており、「ナイスジャッジ!」「アドバンテージ最高」「荒木主審のアドバンテージが地味だけど素晴らしい」と好判断への称賛の声も上がっていた。