「日本の名誉を回復」した原口と浅野 独紙が敵地タイ戦のゴールを称える
熾烈なポジション争いに名乗り
原口は14年に浦和からヘルタに移籍し、ドイツで3シーズン目を迎えている。着実に経験を積んできた25歳は「久しぶりに左で使ってもらって、このチャンスを逃したら(次は)ないだろうなと思っていた」と、決意を持ってタイ戦に臨んでいた。最も得意とするサイドのポジションで結果を残し、熾烈な2列目のポジション争いに名乗りを上げている。
21歳の浅野は今夏に強豪アーセナルと契約した後、1年間の期限付き移籍で独2部のシュツットガルトに加入している。ドイツデビューはまだだが、最終予選で初ゴールを決め、良い状態でチームに合流することができそうだ。
22本のシュートを放ちながら2得点にとどまるなど、まだまだ決定力不足という大きな課題が残されているハリルジャパン。台頭した新たな力がドイツでもコンスタントに結果を残せば、W杯最終予選を戦うチームにさらなる勢いをもたらすはずだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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