「日本の名誉を回復」した原口と浅野 独紙が敵地タイ戦のゴールを称える
ブンデス勢7選手がタイ戦に出場
日本代表は6日、ロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第2戦でタイと敵地で対戦し、2-0と勝利を収めた。勝利の立役者となったのは、FW原口元気(ヘルタ・ベルリン)とFW浅野拓磨(シュツットガルト)で、2人がプレーするドイツでは「日本の救世主」として報じられている。
独紙「キッカー」は日本の最終予選勝利を受け、2人の得点者をピックアップ。「ハラグチとアサノありがとう 日本の名誉回復」との見出しで試合の結果を伝えている。2人だけでなく、この日の日本はMF香川真司(ドルトムント)、MF長谷部誠(フランクフルト)、DF酒井高徳(ハンブルガーSV)とスタメンにドイツでプレーする選手が計5人も名を連ねた。さらにFW武藤嘉紀(マインツ)、FW宇佐美貴史(アウクスブルク)も途中出場と7選手がプレーしたこともあり、ドイツでも注目度は高いようだ。
日本は1-2で敗れた1日のUAE戦から、先発を3選手入れ替えた。MF大島僚太(川崎)に代わって守備で持ち味を発揮するMF山口蛍を起用。さらに1トップで不動の存在だったFW岡崎慎司(レスター)と、キレのある動きを見せたMF清武弘嗣(セビージャ)が外れ、それぞれのポジションに浅野と原口が抜擢された。
結果的にバヒド・ハリルホジッチ監督の采配は的中し、前半18分に原口がダイビングヘッドで、後半30分には浅野が自慢のスピードを生かした抜け出しから右足で決めて、日本が2-0と勝利を手にした。
page1 page2