ブラジル代表MFアルトゥーロ・メロがリバプールへ期限付き移籍 英メディア注目「クロップがポテンシャルを引き出せるか」
1年間のレンタルで49億円での買い取りオプション付き
イングランド1部の強豪リバプールは現地時間9月1日、イタリア1部の名門ユベントスからブラジル代表MFアルトゥール・メロを1シーズンの期限付き移籍で獲得したと発表した。
欧州主要リーグで夏の移籍市場最終日となる「デッドライン・デー」で、リバプールはユルゲン・クロップ監督が望んでいた中盤の補強を叶えることになった。
また、ユベントスはこの移籍について1年間のレンタル料が450万ユーロと手数料が30万ユーロの合計480万ユーロ(約6億5000万円)。さらに、買い取りオプションは2年分割払いを認める3750万ユーロ(約49億円)であると発表した。
アルトゥールはリバプール公式サイトで「とても、とても嬉しい。世界のサッカーを象徴するかのような有名なエンブレムの付いたこのユニフォームに袖を通せることが。多くのことを話し合ってきたが、ビジョンは一致するし、いい選択だと思っている。このユニフォームを着てピッチ上で全力を尽くせることにとても高いモチベーションがある」とコメントしている。
一方で、英衛星放送「スカイ・スポーツ」では「クロップ監督がアルトゥールのポテンシャルを引き出せるのかどうかには興味がある。ユベントス時代よりも要求は高まる。可能性や輝きを見せることはあるが、一貫していない部分のある選手でもあるからだ」と、指揮官が才能の確かな選手をどう指導できるのかという観点から論じている。
ユベントスに移籍する前はスペイン1部FCバルセロナ、あるいは母国ブラジルのグレミオで常に才能を高く評価されてきた。プレミアリーグの舞台、リバプールのサッカーでアルトゥールがどのようなプレーを見せるか注目される。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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