各国W杯ユニフォームを海外メディアは「当たり」「はずれ」査定 「ごく普通に配置したもの」と不評のユニフォームは?
「当たり」と「はずれ」で各国の新ユニフォームを査定
今年11月のカタール・ワールドカップ(W杯)に向けて各国代表の新ユニフォームが続々と発表されるなか、米スポーツ専門局「ESPN」では、すでに発表された各国代表のカタールW杯ユニフォームを「当たり」と「はずれ」で査定。日本代表の新ユニフォームデザインはホーム用&アウェー用ともに「当たり」の評価となっている。
アディダスは8月29日、サッカー日本代表2022の新ユニフォームを発表。W杯に向けた特別仕様となる1着は、縁取るよう赤いラインに、「JAPAN」と「日本」という加工がされており、細部に凝ったデザインとなっている。
米スポーツ専門局「ESPN」では日本代表のホーム&アウェーユニフォームにそれぞれ「当たり」を付け、デザインを紹介している。
「ホームのシャツは、伝統的な『サムライブルー』のカラーで、日本サッカー連盟の紋章にもなっている神話の八咫烏の折り紙モデルを模したグラフィックも全面に施されている。アウェー用の白シャツは、日本サッカーの特徴であるエネルギッシュで速く、流れるようなスタイルを反映し、2トーンのぼかし効果を加えている」
日本代表以外に「当たり」の評価を得たのは、アルゼンチン代表のアウェー用のユニフォームや、ドイツ代表のホーム&アウェーユニフォームで、「ドイツサッカー協会が好む標準的な白シャツとは明らかに異なるが、素晴らしい選択である」と、これまでとはデザインが一新されたドイツ代表のホームユニフォームを高く評価している。
「はずれ」の評価とされたのは、プーマ社製のセネガル、セルビアなどのアウェーユニフォームで、ガーナ代表のアウェーユニフォームはプーマ社で唯一「当たり」の評価を得ている。
「鮮やかで色彩豊かなこのデザインは、プーマのコアデザインが全体の美的感覚を損なうことなく、むしろ高めている数少ない例の1つだ」
また、日本代表とグループリーグ第3戦で対戦するスペイン代表の新ユニフォームは「はずれ」の評価に。近年、デザインに大きな変化がないことについて、「基本的には国旗に見られる赤、青、黄色をごく普通に配置したものである。十分に素晴らしいが、近年のラ・ロハのジャージーの中からこれを選ぶのは難しいだろう」と触れていた。