「とてもいいプレーをしていた」 アーセナル監督、冨安健洋の復調に太鼓判「問題なく練習できている」
アルテタ監督は「とてもいいプレーをしていたと思う」と今季最長の出場時間を評価
イングランド1部アーセナルは、現地時間8月31日に行われたプレミアリーグ第5節でアストン・ビラに2-1で勝利し、開幕5連勝で首位をキープしている。日本代表DF冨安健洋は後半19分から右サイドバック(SB)で出場したが、ミケル・アルテタ監督は日本代表DFが最高の状態に戻りつつあると感じているようだ。英メディア「フットボール・ロンドン」が報じている。
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アーセナルは1点リードで迎えた後半29分に、コーナーキック(CK)から直接ゴールを決められて同点に追いつかれてしまう。それでも、同32分には冨安のパスを受けたFWブカヨ・サカのクロスに、FWガブリエウ・マルティネッリが合わせて決勝点を記録した。この試合、2度目のリードを奪ったアーセナルは、その後のアストン・ビラの反撃をしのぎ、2-1で勝利。開幕からの連勝を「5」に伸ばしている。
4試合連続で途中出場となった冨安は、今季最長となるプレー時間を得た。冨安の不在時には、右SBでDFベン・ホワイトが存在感を示したが、指揮官は冨安の復調を喜んでいるようだ。「冨安は最高の状態に戻りつつあるか?」という質問に対し、アルテタ監督は、このように答えている。
「そうだ。我々は彼に出場時間を与えることができて喜んでいるし、彼も素晴らしいレスポンスを見せている。すでに数週間、彼は何も問題なくトレーニングができているが、それができたのは、この6か月、7か月の間で初めてのことだ。今日の試合でも、問題なくプレーできていることが見えたし、とてもいいプレーをしていたと思うよ」
ここからアーセナルは、UEFAヨーロッパリーグ(EL)の戦いも始まっていく。好調なチームで選手を入れ替えるのは、なかなか難しいが、冨安は先発に復帰できる状態に確実に近づいているようだ。