セルティック前田、「電光石火の反応」で今季初得点 専門メディア高評価「画鋲のように鋭かった」

ロス・カウンティ戦でゴールを決めたFW前田大然【写真:Getty Images】
ロス・カウンティ戦でゴールを決めたFW前田大然【写真:Getty Images】

3つのメディアが軒並み「8点」の高評価「いつも通りの尋常じゃない働きっぷり」

 日本人選手4人が所属するスコットランド1部セルティックは、現地時間8月31日に行われたリーグカップ2回戦ロス・カウンティ戦で4-1と勝利した。日本人選手で唯一出場した日本代表FW前田大然は、1得点を挙げてチームの勝利に貢献。セルティック専門メディア「Celts are here」は、チーム最高タイとなる「8点」の採点を付けている。

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 リーグカップ連覇を目指すセルティックは、同じ1部リーグのロス・カウンティと対戦。日本代表FW古橋亨梧と日本代表MF旗手怜央がベンチスタートとなった試合で、先発出場した前田が結果を残した。2点をリードして迎えた後半28分、前田はMFカラム・マクレガーのシュートを相手GKが弾いたところを誰よりも早く反応し、ボールをゴールに押し込んだ。その後、前田は後半31分にベンチに退いている。

 記事では、チーム最高点タイの「8点」を付け、「左サイドの稲妻のように速く、前田大然は画鋲のように鋭かった。日本人は常に最終ラインの裏へ走り込み、その獰猛さはカラム・マクレガーのシュートの跳ね返りを押し込んだシーズン初ゴールに結実した。土曜日のリーグ戦、ジョタと古橋亨梧という絶対的な存在とともに先発に名を連ねるのが、前田か、リエル・アバダかが非常に興味深くなった」と、前田のパフォーマンスを評価した。

 また、セルティック専門メディア「The Celtic Way」でも、前田は「8点」というチーム最高評価を与え、「日本代表選手は、時に息をのむようなスピードを見せ、ゴールエリア内に危険な低いクロスを送り込んだ。ターンブルと並び、ホームチームの守備陣を一晩中、脅かし続けた。GKジェイク・イーストウッドがマクレガーのシュートをこぼした時、電光石火の反応で3点目を挙げている」と、寸評している。

 また、スコットランド紙「スコティッシュ・デイリー・エクスプレス」でも、「いつも通りの尋常じゃない働きっぷりで、ボールに対して素晴らしいプレスをかけた。素晴らしい予測とフォローを見せ、決定的案3点目を挙げた」と、こちらもチーム最高点となる「8点」を与えている。

 昨シーズンはセルティック加入後の半年間で、22試合に出場し8得点5アシストを記録した前田だが、今シーズンはどれだけの数字を残せるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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