決勝点関与のアーセナル冨安、守備の安定感を英評価 「ロングボールの脅威をシャットアウト」
アストン・ビラ戦は後半19分から途中出場して、今季プレミア最長のプレー時間
アーセナルは現地時間8月31日のプレミアリーグ第5節アストン・ビラ戦で2-1と勝利し、無傷の開幕5連勝を飾った。日本代表DF冨安健洋は4試合連続での途中出場となった。
前半30分に今夏の新戦力FWガブリエウ・ジェズスのゴールでアーセナルが先制。後半29分には相手のコーナーキックが直接ゴールに吸い込まれ同点とされたが、その3分後に勝ち越しに成功。冨安のパスを受けたFWブカヨ・サカのクロスにFWガブリエウ・マルティネッリが合わせて決勝点を奪った。2-1で勝利を収めたアーセナルは唯一の5連勝で、首位をキープした。
そうしたなかで、冨安は後半19分からDFベン・ホワイトに代わって4試合連続の途中出場。今季のプレミアリーグでは最長のプレー時間となったなか、英地元メディア「フットボール・ロンドン」の選手採点ではチーム4位タイとなる「7点」が付けられ、安定した守備が高く評価されている。
「空中戦の強さを生かして(FWオリー・)ワトキンスへのロングボールの脅威をシャットアウトした。この日本代表DFはその守備能力の高さから、ベンチから出てくる貴重な戦力になっている」
怪我で出遅れた影響からまだ先発出場の機会は与えられていない冨安だが、ホワイトとの併用で終盤の守備固めの役割を担い、起用に応える安定感あるパフォーマンスを見せている。レギュラー再奪取に向けて、着実にアピールしていると言えそうだ。
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