シャルケ吉田が“屈辱6失点”を回想、苦境打破へ決意表明 「2度としてはいけない」
ウニオン・ベルリン戦で1-6大敗、DFリーダーとして持論展開
日本代表DF吉田麻也の所属するドイツ1部シャルケは、8月27日のブンデスリーガ第4節でウニオン・ベルリン戦に1-6の大敗を喫した。今シーズンからシャルケに加入し、新たなDFリーダーとして期待された吉田だが、ドイツ誌「キッカー」をはじめとする選手の採点では、多くの媒体が最低点の「6」を付けるパフォーマンスとなった。自身も批判を浴びるなか、豊富な経験を持つベテランは、チームに必要なものを語った。ドイツメディア「ルール24」が報じている。
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今シーズンよりブンデスリーガに復帰したシャルケだが、開幕4試合を終えて2分2敗と勝ち星はなく、入れ替え戦に回る16位に位置している。シーズンは始まったばかりとは言え、決して良い状況とは言えない。
それでも吉田は「僕たちにとって重要なレッスンになった」と語り、今後のゲームにどう切り替えていくかと問われると、「それがカギになる。僕たちはこのようなプレーを、2度としてはいけない。負けることがあっても、このような形ではいけない」と語った。
また、チームに自信が必要だと考える吉田は、「練習から小さな成功を積み重ねていくことが、試合につながっていく」と、日々のトレーニングから修正することをチームに求めたという。
結果が出ない状況を受けて、シャルケはイングランド1部リバプールから20歳のオランダ人DFセップ・ファン・デン・ベルフを獲得。将来性のあるDFは、吉田とともに最終ラインでプレーする可能性もあれば、吉田のポジションを奪う可能性もある。豊富な経験を評価されて加入した吉田は、チームとともに屈辱の大敗から立ち直ることができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)