フットサル日本代表、ブラジル戦メンバー16名発表 通算1分16敗の“王国”と2試合実施

ブラジル代表との国際親善試合に向けた16名を発表【写真:Alex Capparos FIFA/FIFA via Getty Images】
ブラジル代表との国際親善試合に向けた16名を発表【写真:Alex Capparos FIFA/FIFA via Getty Images】

フットサルアジアカップに向けた準備&フットサルW杯でのリベンジの一戦

 日本サッカー協会は8月30日、9月15日と18日に行うフットサルブラジル代表との国際親善試合に向けたフットサル日本代表メンバー16名を発表した。フットサル日本代表にとって国内での試合は2020年2月に行われたパラグアイ戦(2-3)以来であり、2016年に暫定的に2試合で指揮を執ったとはいえ、木暮賢一郎監督にとっても正式にフットサル日本代表監督就任後は、初めての国内戦となる。

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 今回の招集メンバーは、前回の活動となった5月のAFCフットサルアジアカップ2022東地区予選の招集選手が中心となっているものの、スペインに新天地を求めたFP内田隼太、FP毛利元亮ら計7選手が外れている。なお、毛利と同じタイミングで渡西し、バルセロナの下部組織であるバルセロナBに加入したFP原田快は、アジアカップのメンバー入りの承諾が取れたため、今回のブラジル戦から招集された。

 注目は、これまで木暮監督の下で一度も招集されていなかった昨年のフットサルW杯リトアニア2021の日本代表メンバーであるGKピレス・イゴール(バルドラール浦安)、さらに2019年のスペイン遠征以来となる招集となったFP内村俊太(湘南ベルマーレ)の復帰だ。

 これまで多くの若手を起用してきた木暮監督だが、「(内村は)昨年も2位になった湘南ベルマーレでの貢献度もそうですが、それ以前からも間違いなく良いパフォーマンスをしていた。イゴールも含め、私が就任してからもラージリストには、常に入っていた」と説明。そして、「ブラジルもそうですし、アジアカップで対戦する可能性があるイラン戦でも、ビッグマッチでは相手のピヴォの選手に対して、しっかりマークで勝てる選手が複数必要。そうしたなかで、アルトゥールだけでは抑えられない。ブラジルやイランには、強いピヴォが2枚、3枚といますから、しっかりと対抗できる選手という評価は、彼に対して高く見ている」と、内村に対してアルトゥールに続く守備の要として、高い期待を寄せていることを明かした。

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