J1名古屋、けん責&罰金200万円の懲罰発表 川崎戦の中止決定過程でリーグ側へ誤報告
Jリーグが裁定をリリース
Jリーグは8月30日、名古屋グランパスに対しけん責と罰金200万円の懲罰を決定したと発表した。同クラブは7月16日に開催予定だったJ1リーグ第22節川崎フロンターレとの試合に関し、管轄保健所の指導に関して誤った報告をしていた。
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名古屋は7月15日、トップチームの選手・スタッフ複数名が新型コロナウイルス感染症の陽性診断を受け、その後も断続的にチーム内に新たな陽性者が出ていることから、管轄の保健所から7月14日から16日までの間、トップチーム活動停止の指導を受けたと発表。16日に開催予定だった川崎戦が試合中止になっていた。
しかし後日、クラブ側は保健所の指導に関し、Jリーグに対して誤った報告があったと発表。調査の結果、Jリーグ側からは「誤った報告に基づいてJリーグの最も基本的な活動である公式試合の中止を決定させた」との理由で、規約第133条第2号、第142条第1項(懲罰の種類)、第152条第1号(2,000万円以下の罰金)、第3条第2項(遵守義務)の適用により、けん責と罰金200万円の懲罰が発表された。
クラブ側は「今回の事案におきましては、安易に日程遵守義務を回避したとの疑念を他のJクラブの皆さまやサポーターの皆さまなどに抱かれかねず、Jリーグの信用を大きく毀損するものであったことを真摯に受け止め、クラブとして二度とこのようなことが起こらないよう再発防止に努めてまいります」と声明を発表している。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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