U-20女子W杯大会MVPのFW浜野まいかを盛大に祝福、ピッチ上の光景にファン賛辞

　ヤングなでしこの愛称で知られるU-20女子日本代表は、U-20女子ワールドカップ（W杯）決勝でスペインに1-3のスコアで敗れ連覇を逃したなか、今大会MVPに輝いたFW浜野まいか（INAC神戸レオネッサ）を祝福するU-20女子ブラジル代表の姿が話題に。我が事のよう祝った姿に「これ最高」「素敵な光景」「涙出てきた」と反響が広がっている。

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　2018年に行われた前回大会の覇者である日本は、グループステージを3戦全勝で準々決勝に進み、その後はフランス、ブラジルを撃破。決勝では前回大会のファイナルと同じスペインと戦ったなか、前半27分までに3失点を喫する苦しい展開に。後半早々、MF天野紗のゴールで1点を返したものの、後が続かず惜しくも連覇を逃した。

　一方で、今大会のMVPには浜野が選出。得点ランキング2位の4ゴールを叩き出した18歳FWのパフォーマンスを、FIFA（国際サッカー連盟）は「スキル、パス、ゴールのカクテルは、終始相手を恐怖に陥れた」と評価。日本人としては2016年のU-20女子W杯でMVPに輝いたMF杉田妃和（INAC神戸）以来、史上2人目の受賞者となった。

　そんな浜野を、準決勝で対戦したU-20女子ブラジル代表の選手たちが祝福する姿が話題に。大会公式SNSがアップした1本の動画では、MVP受賞式後の浜野のもとへブラジルの選手たちが駆け寄り、盛大に祝う光景が収められている。複数人で浜野を取り囲みジャンプしながら祝福するその様子は、まるで我が事のようだ。

　このシーンに、SNS上では「相手チームからこんなに祝福されるシーンは初めて観た」「泣ける」「ほっこりした」「素敵な光景」「涙出てきた」「これ最高」「この光景は素晴らしい」といった賛辞が続々。ブラジル女子チームはこの決勝戦前、ニッポンコールやハイタッチで日本の選手たちをピッチに送り出し反響を呼んだなか、そのリスペクト精神にまたも感動の声が寄せられていた。