アルゼンチンが南米予選最下位のベネズエラに薄氷の勝ち点1 メッシ不在で迫力を欠く

メッシの存在感の大きさが浮き彫りに

 0-2となってようやく目が覚めたのか、アルゼンチンは同13分に味方の縦パスを受けたFWルーカス・プラットが1点を返した。その後は雨が降りしきり、ピッチも悪コンディションになるなかでサイドからのクロスを中心に攻め立てたアルゼンチンは、同38分にMFアンヘル・ディマリアがキッカーを務めた右CKから、DFニコラス・オタメンディが右足ダイレクトで合わせてなんとか同点に追いついた。しかし、同43分にはセットプレーのボールを守護神ロメロがはじき損ない、こぼれ球を拾われた後のシュートがポストを直撃するなど、アルゼンチンは試合終盤まで肝を冷やし続けた。

 最終的にアルゼンチンは2点ビハインドの状況からなんとか引き分けに持ち込んだ。しかし7試合を終えた時点で勝ち点わずか1しか挙げられていなかった相手に苦戦したのは事実で、結果的にメッシ不在の大きさを痛感する一戦となった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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