C・ロナウドの復帰、古巣クラブ監督が“断固拒否” 獲得実現で退任も辞さず?「クラブを脅すだろう」

去就が注目されているFWクリスティアーノ・ロナウド【写真:ロイター】
去就が注目されているFWクリスティアーノ・ロナウド【写真:ロイター】

スポルティングCPのアモリム監督、ロナウド獲得に真っ向から反対

 夏の移籍市場の閉幕が近づきつつある。イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場を望み、退団を希望していると報じられてきたが、いまだに移籍先は決まっておらす、ロナウドが不在のCLがいよいよ現実味を帯びてきている。

 現在も代理人のジョルジュ・メンデス氏は、イタリア1部ナポリや古巣でもあるポルトガル1部スポルティング・リスボンといったCL出場権を持つクラブと交渉をしていると報じられているが、後者への移籍には高いハードルがありそうだ。

 古巣のスポルティングCPサイドはこれまで、ロナウドの巨額年俸に難色を示していたようだが、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」によると、ルベン・アモリム監督がロナウドの獲得に反対の姿勢をとっている事実も明らかになった。

 移籍市場の速報を報じる同メディアは、「アモリムは、クリスティアーノを欲していない」という見出しを立て、「ポルトガルのスポルティングは、常にクリスティアーノ・ロナウドにとっての選択肢だった。しかし、ルベン・アモリム監督は、彼の獲得に真っ向から反対している。ポルトガル人監督は、ロナウドとの契約を拒否するために、クラブが彼を無視した場合は退任すると脅すだろう」と、報じている。

 37歳の青年監督が率いるスポルティングCPは現在、4試合を終えて1勝1分2敗で暫定13位とリーグ戦では苦戦している。それでも、2020-21シーズンには19年ぶりのリーグ制覇に導くとともにリーグ杯も制覇。昨季もリーグ杯を制すなど毎年、結果を残している。2020年3月に当時指揮を執っていたSCブラガに対して、高額の違約金を支払っていることもあり、クラブにとっても失いたくない存在のはずだ。

 ロナウド自身は、古巣への復帰報道について「フェイク」と発言したとされるが、スポルティングCPの体制はこのまま維持されることとなるのだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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