京都戦前、乾らしい気さくなキャラクターが垣間見えた瞬間に脚光

　清水エスパルスMF乾貴士は、8月27日のJ1リーグ第27節京都サンガF.C.戦（1-0）で待望の移籍後初ゴールをマーク。高度なテクニックが光ったビューティフル弾への反響が寄せられた一方、試合前に見せたエスコートキッズへの振る舞いが話題に。「マジで好感度上がる」「こういうところ尊敬できる」と注目されている。

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　乾は6月にセレッソ大阪を退団し、ファジアーノ岡山での練習参加を経て7月に清水へ加入。京都戦で4試合連続でのスタメン出場を飾ったなか、後半23分に技ありの一撃で加入後初得点を奪った。ペナルティーエリア左でFWカルリーニョス・ジュニオから受けたパスを、ハーフバウンドの難しいダイレクトボレーをゴールへ突き刺し、待望の初ゴールとなった。

　乾のテクニックが光った一撃が多くの反響を呼んだ一方、試合前のある振る舞いが話題に。キックオフ直前、エスコートキッズが並ぶ通路に登場した乾は、子供の顔を見ながら笑顔で「こんにちわ」と挨拶。乾らしい気さくなキャラクターが垣間見えた瞬間だった。

　プロとしての一流の振る舞いを見せたこのワンシーンを、Jリーグ公式YouTubeチャンネルが「乾の笑顔 エスコートキッズに笑顔でこんにちは」と題して公開すると、コメント欄には「マジで好感度上がる」「こういうところ尊敬できる」「憎めない」「本当のサッカー小僧って感じで応援したくなる」などの賛辞が上がり、エスコートキッズに対する“神対応”に熱視線が注がれていた。