バルサMFデヨング、プレミア移籍の憶測拡散 チェルシー&リバプールが関心と報道…ロンドン渡航の真意とは?

バルセロナのオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨング【写真:ロイター】
バルセロナのオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨング【写真:ロイター】

バルサ残留希望も今夏移籍が噂、イギリスのロンドンへ渡った理由とは?

 去就問題が注目されているスペイン1部FCバルセロナのオランダ代表MFフレンキー・デヨングがイギリスのロンドンへ渡ったことで移籍に関する憶測が広がっているようだ。

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 今夏の移籍市場で財政難を抱えるバルセロナはデヨングの放出を望んでいるとされ、イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドからの強い関心が伝えられていた。しかし状況は複雑で、デヨングがバルセロナ残留を熱望しているのに対し、バルセロナは減俸を飲んで残留するか、他クラブへ移籍するかの二択という厳しい条件を選手に突きつけたと伝えられている。

 移籍市場の閉幕が迫り、チェルシーやリバプールからの関心を持っているとの報道も出てきたなか、スペインテレビ「エル・チリンギート」は8月28日にデヨングがロンドンの空港に降り立ったとレポートした。これがファンの間ではプレミアリーグ移籍の憶測を呼んでいるようだ。

 しかし、英地元紙「デイリー・メール」によれば、デヨングは結婚式に参加するためにクラブから休暇の許可を得たうえでロンドンに渡ったという。バルセロナの同僚FWメンフィス・デパイも一緒で、移籍に関するものではないという。

 移籍情報に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も今回のロンドン渡航は「移籍に関わるものではなく、状況は変わっていない」とし、同時に「リバプールとの交渉もない」と明言している。また、デヨングは今もバルセロナ残留を望んでいるが、やはりサラリーカットについては「受け入れていない」という。

 大きな注目を集めるデヨングの去就問題はどのような決着を迎えるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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