負傷の影響により3試合連続で途中出場、連戦によりスタメン回帰か

　プレミアリーグで3試合連続での途中出場となっている日本代表DF冨安健洋について、現地メディアはアーセナルでの先発復帰が近いと報じている。

　昨シーズンから続くふくらはぎの負傷で開幕に出遅れた冨安だが、直近3試合はいずれも後半途中から途中出場で怪我からの復活を印象づけている。今年1月のリバプール戦では痛みを抱えながらの強行出場でその後に怪我を悪化させているだけに、ミケル・アルテタ監督も起用には慎重になっていると言われる。

　プレミアリーグで開幕4連勝とロケットスタートを切ったアーセナルは現地時間8月31日に本拠地アストン・ビラ戦、そして中3日で敵地マンチェスター・ユナイテッド戦と連戦を控えるなかで、地元メディア「フットボール・ロンドン」は冨安が先発復帰する可能性を伝えている。

「ニューカッスルに0-2で敗れた5月半ばの試合（昨季プレミアリーグ第37節）以降、冨安健洋のフィットネスはとても慎重に管理されてきた。開幕戦のクリスタル・パレス戦を欠場した後は毎試合ベンチ入りしており、先発出場する日もそう遠くはないはずだ。

　ビラ戦ではベン・ホワイトに代わって右サイドバックを務める可能性がある。逆サイドに（キーラン・）ティアニーが入れば、1月以来初めて昨季のフルバックコンビが揃って先発することになる」

　昨季、加入1年目から右サイドで不動の地位を確立した冨安。負傷による遅れを取り戻し、定位置を奪い返すことはできるだろうか。

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