J1札幌、DF柳貴博の酒気帯び運転&任意捜査で異例声明 「アビスパ福岡様の意思決定である選手契約解除を尊重いたします」
今季、札幌から福岡へ期限付き移籍の柳 酒気帯び運転を受け福岡が期限付き移籍契約を解除
J1アビスパ福岡が8月29日、DF柳貴博が8月27日道路交通法違反(酒気帯び運転)で任意捜査される事案が発生し、警察による事情聴取を受け、昨日8月28日付けで柳の期限付き移籍契約を解除したと発表。所属元である北海道コンサドーレ札幌は「現所属クラブであるアビスパ福岡様の意思決定である選手契約解除を、北海道コンサドーレ札幌としても尊重いたします」と異例の声明を出している。
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札幌から福岡へ今季から期限付き移籍していた柳。福岡側の期限付き移籍契約解除を受けて、札幌も「柳貴博選手のコンプライアンス違反について」と題したリリースを発表した。
「今季、アビスパ福岡に期限付き移籍しております柳貴博選手が8月27日、福岡市内において道路交通法違反(酒気帯び運転)で任意捜査される事案が発生しました。弊クラブとアビスパ福岡、及び柳選手とは、2022年3月からの期限付き移籍、2023年2月からの完全移籍について合意しており、現所属クラブであるアビスパ福岡様の意思決定である選手契約解除を、北海道コンサドーレ札幌としても尊重いたします」と、異例のコメントをしている。
また「飲酒・酒気帯び運転は決して許されるものではありません。Jリーグに関わる方々、ファン、サポーターの皆様にご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。社会の規範であるべきプロサッカー選手、そしてJリーグクラブとして、再発防止も含めまして選手、スタッフ、社員への教育を再徹底し、改めて、コンプライアンス遵守に関する意識を高めてまいります」と締めくくった。
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