ネイマールVSムバッペ“PK論争”に終止符? PSG監督「祝福するのを見た」と和解指摘
PKキッカーを巡る対立がクローズアップ、モナコ戦ではネイマールがPKキッカーに
パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペとブラジル代表FWネイマール。PKキッカーを巡る対立がクローズアップされていた2人だが、すでにわだかまりは解消されているようだ。PSGを率いるクリストフ・ガルティエ監督がPKキッカーについて言及した。仏紙「フィガロ」が報じた。
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PSGは現地時間8月28日、リーグ・アン第4節で日本代表FW南野拓実が所属するASモナコと本拠地で対戦し、1-1で引き分けた。前半20分に先制を許したものの、後半25分にPKをブラジル代表FWネイマールが決めて同点に持ち込んだ。
今月13日に行われた第2節モンペリエ戦(5-2)ではPKを巡ってネイマールとムバッペが衝突。1本目のPKをムバッペが失敗した後、2本目のPKはネイマールが蹴ろうとしたがキッカーを譲る形になったムバッペは不満そうな態度を示し、チームに不穏な空気が流れた。試合後にはネイマールが、ムバッペのPK失敗を批判するSNSの投稿に「いいね」を付けたことが明らかになり、2人の関係性はさらに注目を集めた。
この騒動の後、ガルティエ監督はPKのナンバーワンキッカーはムバッペだと明言していたが、モナコ戦ではネイマールが倒されて得たPKを自ら決めていた。これについて指揮官は「(PKキッカーの)ヒエラルキーはキリアンが1番、ネイマールが2番」と改めて序列を明らかにしたうえで、2人が相談したなかで決めたことだと明かしている。
「ネイはムバッペと話したうえでPKを蹴ると決めた。キリアンも喜び、ネイを祝福するのを見た。これがあるべき姿だ。彼らは偉大なプレーヤーで、どのように感じるのかは彼ら次第。最も重要なのはネイが得点を決め、キリアンが祝福しにきたことだ」
スペイン紙「スポルト」も「(ネイマール)ムバッペとのPK論争はもう終わったのか?」と2人の関係性に注目しているが、さらなるトラブルに発展するような事態にはならなそうだ。