トッテナムFWソン・フンミンが“異変”、コンテ監督「どれだけ重要か知っている」と擁護
昨シーズンのプレミア得点王が今季はリーグ戦4試合でノーゴール
イングランド1部トッテナムは、8月28日に行われたプレミアリーグ第4節ノッティンガム・フォレスト戦を、イングランド代表FWハリー・ケインの2ゴールで勝利した。ケインが好調の一方で、昨季、リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーと並びプレミアリーグ得点王となった韓国代表FWソン・フンミンは、ここまでノーゴール。苦しむ韓国人FWに対し、アントニオ・コンテは独特な表現で信頼を寄せた。英メディア「イブニング・スタンダード」が報じている。
ノッティンガム・フォレスト戦で、後半29分にベンチへ退いたソン・フンミンは、ここまでリーグ戦4試合で1アシストを記録したのみとなっている。昨季のプレミアリーグで23得点を挙げ、アジア人初となるプレミア得点王の快挙を成し遂げたが、今季は苦しい状況だ。
それでも、アントニオ・コンテ監督は、ソン・フンミンがピッチ上で貢献していることを強調する。
「ソニーは、本当に気の利く選手だ。彼は分別があり、最上級の人間で、本当にいい奴なんだ。例を挙げるとすれば、娘のために花婿を見つけなければいけないとしたら、彼のような男が望ましいね!」と、ピッチ上で気の利いたプレーでチームを助けているソン・フンミンの重要性を語った。
さらにイタリア人監督は、「もしかしたら、彼は得点を挙げていないからと、とても苦しんでいるかもしれない。だが、彼は今まで通りのプレーを続けて、彼自身を信じなければいけない。なぜなら、すべての試合で彼は好機にいて、得点を挙げるチャンスがある。あとは冷静にならないといけない。私たちは彼も、彼のチームメイトのことも信頼している。ハリー・ケインとともにいる彼が、どれだけ重要かは、皆が知っているだろう。得点を挙げていないことで落ち込んでいるかもしれないが、ノープロブレムだ。私からすれば、ソニーは、常に私のチーム、私の目指すサッカーの中心にある」と、絶大な信頼を口にしている。
ここまで得点は挙げられなくても、ソン・フンミンを信頼して先発で起用し続けているコンテ監督。こうした言葉を受けたソン・フンミンの今シーズン初ゴールは、いつ決まるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)