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ケガと戦い続けた日本の次世代エース宮市 “完全復活”まで指揮官は「6ヶ月かかる」
昨季最終節に戦線復帰を果たすも、シーズンオフを挟んでコンディションが低下
ザンクトパウリのFW宮市亮は、圧倒的なスピードを武器に日本代表次世代エースと期待されたが、これまで度重なる故障に苦しめられた。23歳のスピードスターはブンデスリーガ2部で再起を目指すなか、シュツットガルトとの開幕戦に途中出場するなど、ようやく復活の兆しが漂う。しかし、エバルド・リーネン監督は“完全復活”まで「6ヶ月」と長い道のりを語っている。ドイツ地元紙「ビルト」が報じた。
「亮は素晴らしいレベルにいたんだ。だが、夏の休暇に入ってしまった。最大限のプレー、自信、フットボールのクオリティーを発揮できるようになるまで、6ヶ月かかるだろう」
リーネン監督はこう語ったという。宮市はアーセナルで故障の日々を過ごし、昨年ザンクトパウリに移籍。だが、開幕前に左ひざ十字靭帯断裂の重傷を負い、最終節のカイザースラウテルン戦でようやく戦線復帰を果たした。その試合で2ゴール・1アシストの活躍を見せたが、すぐシーズンオフに入ってしまい、仕上がりつつあったフィジカルコンディションも低下してしまったという。
「早期復活してほしい。なぜなら、彼のスピードを最大限活用できるからね。この試練を乗り越えないといけない。彼が安定することを祈っている。そうすれば計り知れない利益になるんだ」
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