なでしこDF清水梨紗、英ウェストハムへ完全移籍を発表 「挑戦してみたい気持ちが強くなり決断した」
クラブが公式発表
日テレ・東京ヴェルディベレーザは8月28日、なでしこジャパン(日本女子代表)DF清水梨紗がイングランドのウェストハム・ユナイテッドへ完全移籍することが決定したと発表した。
現在26歳の清水は日テレ・ベレーザ一筋でプレー。2020年からクラブのキャプテンも務めており、主力としてフル稼働してきた。なでしこジャパンでも不動に右サイドバックとして確固たる地位を築くなか、新たな挑戦を決断した。
清水のコメントは以下のとおり。
「このたび、ウェストハムに移籍することになりました。まず、シーズンが始まる直前での移籍になってしまったことを申し訳なく思っています。この文章を書いている時も、ベレーザ、メニーナ、ヴェルディのあるこのクラブでの今までの事を思い出し、寂しい気持ちが込み上げてきます。中学1年生からの約14年間、このクラブに関わるたくさんの人に助けられ、怒られ、寄り添ってもらい、そしてここにしかないサッカーを教えていただいて成長することができました。今の自分がいるのはこのクラブのおかげです。感謝の気持ちでいっぱいです。サッカーを楽しみながら、サッカーに向き合い、日々練習をしていく中で、ベレーザで学んだ事を表現できるか、自分よりも大きく、強く、速い選手がたくさんいる環境で挑戦してみたいという気持ちが強くなり、海外に行く決断をしました。私はベレーザのサッカーが大好きです。ベレーザで学んだ事を活かして新天地で頑張りたいと思います。これからも変わらず応援していただけると嬉しいです。最後になりましたがファン・サポーターのみなさん、パートナー企業やホームタウンのみなさん、クラブの関係者のみなさん、本当にありがとうございました。
追伸
去年ベレーザはリーグ3位でしたが、今年は絶対やってくれます。離れてもめちゃくちゃ応援します。一緒に戦います。みなさんも私に負けないぐらいベレーザの事を応援してください!」
(FOOTBALL ZONE編集部)