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ポグバ移籍で20億以上の報酬を得た剛腕代理人 「数年後に移籍金が260億円になる」と予言
今季、20クラブのうち13クラブが移籍金のクラブ歴代記録を更新する異常事態
先日までの移籍市場において、フットボール史上最高額の移籍金8900万ポンド(約120億円)でフランス代表MFポール・ポグバをユベントスから獲得したマンチェスター・ユナイテッド。その移籍交渉をまとめ上げた剛腕代理人ミノ・ライオラ氏は、「3、4年後には2億ポンド(約260億円)まで移籍金が跳ね上がる」と、サッカーバブルのさらなる沸騰を予言している。英メディア「talkSPORT」に語った。
「特にプレミアリーグでは、さらなる経済発展が遠くない将来に起こるだろう。私が考えるに、3、4年後には2億ポンド(約260億円)まで移籍金が跳ね上がる。おそらく、その時の対象はブラジル人選手だ。素晴らしい才能を持つ若手が多いからね。メッシやネイマールに次ぐ存在が現われれば、獲得に2億ポンドを支払うクラブが出てくるだろう」
プレミアリーグは、2016-17シーズンから3年間のテレビ放映権を結んだ大型契約の影響を受ける1年目。その影響は移籍金などに顕著に表われ、昨夏の8億7000万ポンド(約1175億円)を大きく超えて、史上初めて全20クラブの合計額が10億ポンド(約1350億円)を突破。最終的には約1570億円にまで到達した。さらに20クラブのうち13クラブが、移籍金のクラブ歴代記録を更新する異常事態となった。
ライオラ氏は、こうした“バブル景気”に似た経済発展が継続するとの見通しを示す。そしてブラジルの若手、例えばリオデジャネイロ五輪に出場した中では、今夏にインテル入りしたFWガブリエル・バルボーサや、来年1月のマンチェスター・シティ入りが決まっているFWガブリエル・ジェズスのような有望株を獲得するには、ポグバの2倍以上となる2億ポンドが必要な時代が来ると豪語する。